中学校数学 証明のコツ

中学校数学「証明」に悩んでいる中学生,先生方,保護者の皆様,ご活用ください。誰も教えられない証明のコツを徹底解説します。そのコツとは,先ず「証明とは,何を,どうすることか」を完璧に理解することです。それには,仮定・結論,根拠がポイントです。そして,あらゆる証明問題に対応できる,本質的な力を,自分から進んで身に付けることです。そうしたコツが確実に身に付くよう,解説→徹底練習を,スパイラルに「自学自習」できる学習プリントを用意しました。証明が苦手な人がつまずきやすい事柄を自分一人でも分かるように工夫しました。このブログで学習することで,自信がもてるようになり,証明が好きになると思います。100ページ予定(適宜更新)

2020年12月

続・続・入試で差が出る証明問題【相似】を一人で学習できる教材

【証明の手順(コツ)

❶問題の中から「仮定」「結論」を見つける。

❷「仮定」から「結論」を導くために、「何に着目すべきか」考える。

❸「図形の基本的な性質」や仮定から、等しいとわかる図をかき入れる

 

証明の手順(コツ)」を身に付けることは、本ブログメインテーマです。これを身に付けることで、学校の授業はもちろん、あらゆる入試問題対応できるようになります

特に、「図形の証明問題」に自信のない人は、1月6日()の内容から始めてください中学校の教科書を踏まえ、基礎から入試レベルまで、確実に数学的な学力を伸ばすことができます

 

その際、各ページを印刷し、必ず、鉛筆等を使い学習を進めてください。問題等を読んで理解しただけで、終わりにしないでください。

数学という学習は、分かってもできるようになりません。「分かる」と「できる」は違います

例えば、野球、テニス、卓球等で、一流選手のビデオを観たり、本を読んだりして素晴らしい技術を理解したとしても、実際に練習しなければ、それを身に付けることはできません

理解したことを何度も繰り返し練習することで、初めて身に付けることができます。
問題を解く際「初めに・・、次に、・・、それから・・、さらに・・・、したがって・・・・」という考え方を、繰り返し試行することで、課題を解決するための思考力徐々に脳に蓄積されていきます

すると、同様な課題に取り組むとき、解決するためのアイデアが湧き出てくるようになります。数学の問題ができるようになるということです。

 

 【注意】画像(図形等)は,ダブルクリックで拡大し、さらにワンクリックで拡大します。



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続・入試で差が出る証明問題【相似】を一人で学習できる教材


今回は、平行四辺形と三角形、三角形と三角形、重なるように折った図形における相似問題を取り上げます。

ポイントは、「問題の図形から証明しようとする三角形の相似条件に関する事柄見つける」ことです。

その際、これまで学習してきた、平行四辺形(対角線・錯角・同位角等)、二等辺三角形、正三角形、平行線の各性質、三角形の内角と外角の性質、線対称の図形(折った図形)の性質など効率的に組み合わせて利用します。

 

このブログは、中学校数学の図形に関する証明問題のコツを、無料、誰もが基礎から入試レベルまで身に付けることができるというコンセプトで開設しています。

「コロナ」の影響で、学校や塾が休校となり、普段の授業受験勉強で困っている・悩んでいる等の生徒さんでも、自分一人だけで学習できるように工夫しました。

 

実力に応じて以下の方法で学習すると効果的です。

○証明が苦手だけれど、得意にしたい
1月6日(月)の内容より始める。
○証明は苦手ではないけど、得意にしたい人
必要な内容のみ選び学習する

 
【注意】画像(図形等)は,ダブルクリックで拡大し、さらにワンクリックで拡大します。

 

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入試で差が出る証明問題【相似】を一人で学習できる教材

今回は、「相似」の入試問題を取り上げます。「相似」は単独で出題されることは少なく、円を含む「総合的な証明問題」として出題される傾向にあります。一般的に、基本的な図形の性質合同相似の性質を相互に効率的関連付けることで、解くことができる問題なので、苦手にしている人が多く、入試得点差がでる領域です。 

 

そこで、先ず「円の性質」に関わって、円周角の定理、円周角の定理の逆、円周角と弧、円の接線の長さ等の各定理を学習します。続いて、「相似な三角形と円」の問題に取り組む中で、それらを、どこでどのように利用すればよいか、を学びます。問題にある図の中から、「互いに相似にある三角形」視点をあて対応する角・辺着目し三角形の相似条件柔軟に利用できる力を身に付けます。

 

「どこで、何を、どのように利用すればよいか!」が、誰にでも分かるように工夫をしました。
〈考え方〉
「解くための手順」を示しました
 この手順を身に付けることで、あらゆる問題に対応できるようになります。
〈ポイント〉
「この場面で、なぜ、そう考えたり、利用したりするのか」を示しました。

 これまで学習してきた知識・技能・考え方の生かし方がわかります。

【注意】画像(図形等)は,ダブルクリックで拡大し、さらにワンクリックで拡大します。
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入試で差が出る証明問題【合同】を一人で学習できる教材

引き続き、入試問題を取り上げます。
問題を解く際のポイントは、以下に示した「基本的な図形の性質」を利用し、問題にある図形や言葉(仮定)を、記号等式簡潔に表すなど具体化することです。そうすることで、「何をどうしたらよいか!」がみえてきます。

 

【基本的な図形の性質など】

○円周角と中心角の関係、○弧の長さと中心角及び円周角の関係、○平行四辺形の性質と錯角・同位角、○正三角形と二等辺三角形の関係、◎角の表し方証明するために、角をどのように表すか!」そして、A=∠C-∠Dかつ、∠B=∠C-∠Dならば、∠A=∠Bを効果的に利用するか。

 

入試では、限られた時間の中で、先ず、効率的に解答を導くための「手がかり」を見つけることが大事です。円の問題であれば、半径、中心角、円周角、弧、また、平行四辺形の問題であれば、対角、対辺、対角線、錯角、同位角。三角形の問題であれば、辺、角、内角の和、外角と内角の関係、正三角形と二等辺三角形の関係など。基本的な図形が含まれる複合問題では、前述の各手がかり相互に関連付け新たな手がかりを生み出すことで、難しい入試問題が解決できるようになります。

入試問題が解けないと悩んでいる人の多くは、証明とは何をどうすることなのか」を理解しない状態で、こうした作業(関連付け)をせずにいきなり、答えを導き出そうとするので、証明問題ができない状況になるのです。


このブログでは、「証明とは、仮定から結論導くことである」という定義を、第1回配信〈1月6日()〉のブログより、繰り返し説明してきました。例題を通して、「仮定から結論を導く方法:【証明の仕方】」を、ポイントを押さえ、誰にでも分かるように、具体的に解説してきました。

ですから、例題を繰り返し解くことで、証明するための思考の流れ(いわゆる、コツ)を身に付けることができます。

その際は、例題例題の練習プリント印刷し、鉛筆を使いスラスラできるようになるまで取り組んでください。読んで理解するだけでは、できるようになりません!

□証明が苦手な人
1月6日()のブログから始めましょう。

・各ページを印刷しファイルをつくりましょう。              

□証明が得意な人 
→ 必要なページだけを印刷し、ファイルをつくりましょう。

 
【注意】画像(図形等)は,ダブルクリックで拡大し、さらにワンクリックで拡大します。



 

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