今回から,合同に関する入試問題を取り上げます。その中でも,入試でが出る問題です。
三角形の合同条件にある「角の大きさが等しい」ことを示すためのポイントを学習します。基礎的な問題では角の大きさが等しいことを,仮定から,簡単に示すことができます。一方,標準問題(入試レベル)は仮定を単に利用するだけでは示すことはできません。証明が難しいとされる一つの要因だと思います。

では,どうすれば,その課題を解決することができるのか 以下の性質を踏まえることです。
〇三角形の内角の和は180°
〇正三角形の1つ内角は60°
〇二等辺三角形の2つの底角は等しい
〇直線は180°
◎三角形の1つの外角は,それと隣り合わない2つの内角の和に等しい。
〇∠A+∠B=∠A+∠C ならば ∠B=∠C ※両辺にある,通している∠Aを見つける!
これらの性質を,「どこでどのように,」利用しているか,十分学んでください。証明する力がワンランク上がります。
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