今回は,「平行線と線分の比」,「角の二等分線と線分の比」,「相似な三角形と円」について学習します。
平行線は,相似と深い関係があります。例えば,2つの三角形が相似であることを証明するには,相似条件の「2組の角がそれぞれ等しい」を示しますが,その際,平行線を利用することで,錯角同位角平行四辺形の性質等,証明するための「手立て」が豊富になります。さらに,補助線を引くことで,その「手立て」がより豊かになります。平行線補助線引くこと,これも「証明のコツ」の一つです。レベルアップにはぜひ身に付けたいことです。
このブログでは,「証明とは,何を,どうすることか!」を理解することから始め,「合同の証明」,「相似の証明」を取り上げてきましたが,今回で「基礎編」は終了します。私がこれまで大事にしてきたことはつあります。
第一 どんな人でも,証明(数学)の本質的な力養えるブログ
第二 学ぶひとが,自分一人だけで学習を進められるブログ
第三 今まで誰も教えてくれなかったこと,どの参考書にも載っていなかったことが
   つまり,「証明のコツ」が,誰にでも理解できるブログ
このブログが,誰かの役に立ったとしたら,たいへん幸せです。

基礎編」は終了しましたが,引き続き,「応用編」を始めます。

最終ページ・訂正: 配信予定  
「作図」「関数」  → 面積比」「入試問題:合同の証明」「入試問題:相似と円

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